2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

台北国立故宮博物院展 翠玉白菜”だけ”見てきた

上野・東京国立博物館で開催されている「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」展。目玉は6月24日から7月7日まで展示されている「翠玉白菜」。展示会場も平成館ではなくて本館特別5室という格別の扱い。 特別5室は《モナ・リザ》や《民衆を導く自由の女神》など注…

ゴービトゥイーンズ展とこども展

六本木ヒルズでは子どもに関する2つの展覧会が開催中です。 今回はその感想を。 こども展 森アーツセンターギャラリーで開催されている「こども展」についてです。 19世紀から20世紀にかけての子どもの肖像画を集めた展覧会です。2009年にフランスのオランジ…

美術と日本の近代史 -官展とリアリズム美術の展覧会から-

今回は美術から近代史を考えることができる2つの展覧会についてです。「東京・ソウル・台北・長春-官展にみる-それぞれの近代美術」@府中市美術館と「われわれは〈リアル〉である 1920s -1950s プロレタリア美術運動からルポルタージュ絵画運動まで:記録…

宮崎進と石田徹也 抽象と具象

今回は神奈川県で行われた2つの展覧会の感想です。神奈川県立近代美術館葉山で行われた「立ちのぼる生命 宮崎進」展と平塚市美術館で行われた「石田徹也展-ノート、夢のしるし」です。 この2つはともに負の感情を美術に落とし込んだ作家の展覧会という点で…

タイモン・スクリーチ著 『大江戸視覚革命』

タイモン・スクリーチ著『大江戸視覚革命』を読了しました。大江戸視覚革命―十八世紀日本の西洋科学と民衆文化作者: タイモンスクリーチ,Timon Screech,田中優子,高山宏出版社/メーカー: 作品社発売日: 1998/02メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含む…